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衝撃の出会い
今から20年以上前に一世を風靡したパチスロ。コンチネンタル。
打ったことのない人でもスロ好きなら名前くらいは聞いたことがあるんじゃないかな?
当時の私は連日リバティーベル3を打っていたんですが、ある日 新台入替で導入されたのがコンチネンタル。
リバティーベルの可愛らしいピエロとは違い、黒い筐体に大きい赤7が神々しく見えたと記憶しています。
当日は夕方6時開放だったのですが、抽選に漏れ座れずにシマの端っこで立ち見をしていました。
昔の新台入替というのは今とは違い 勝利が約束された状態にちかいものがあり新台のシマはお祭り状態というのが当たり前でした。ましてや当時のスロットはモーニングの仕込みがあたりまえだったので、新台さえ取れれば投資1000円での大勝ちも現実的だったんです。
その日も全台モーニングで台上のパトライトが一斉に回りだし、新台を打っている人は一心不乱にレバーを叩きコインを吐き出させていました。
モーニングでのビッグが終了し、皆 御満悦の笑顔。シマを見てると早速2回目のビッグをかけてる人が現れます。すると連鎖的に他の台も次々に2回目のビッグがかかりはじめます。
気がつけば、どの台も連チャン状態に突入しているではないですか!しかもビッグオンリーでの連チャン。
みんなドル箱にコインを詰めて、あっという間にドル箱が2つ3つとなっていきます。
打っている人はもちろん、シマの端で見ているお客も皆 興奮してまさにコンチのシマは鉄火場状態。
この日のインパクトは私の脳裏に深く刻まれ、明日の3時開放は絶対にコンチを打ちたいと思いましたね。
新台2日目 インチキ抽選
前日の連チャンの噂は瞬く間に広がり、新台2日目の抽選は長蛇の列に。
本来であれば、抽選に当たるかハズレるかドキドキするところですが私は余裕をもって並んでいました。
なぜなら私は新台のコンチを抽選で当てる自信があったからです。
そこのホールの抽選機はボタンを押すとルーレットの板の回りを光りが移動して赤色の場所で止まると当たりという物だったのですが、ほぼ間違いなく、店員の操作により 当たりとハズレを振り分ける事ができたはずです。
いつも、平台や一発台の打ち止め開放の時は竹串のようなものをコップに入れて、先っちょに赤色の印がついていたら当たりというアナグロな方式なのですが、新台入替などで、普段見ない開店プロのような人達が来たときはルーレットの抽選機をだしてきます。
そして毎回、柄の悪いお客や開店プロ達はことごとくハズレます。そして常連はアッサリと当たります。
そんな抽選を何度も見てきているので私はコンチを取れたも当然と余裕。抽選が始まると先頭集団の開店プロらしき人達はことごとくハズレています。そして私の番になり、ボタンを押すとアッサリと赤色で止まりコンチをゲットです。
あきらかにアヤシイ抽選など、今の時代では信じられないかもしれませんが、昔のパチンコ屋では普通だった事です。まあ他にも今と昔で違う事などたくさんありますが、それはまたの機会に書いていきます。
いずれにせよコンチゲットだぜ!
コンチの前に座り開放の3時まで、あと5分という時間がとても長く感じました。ドキドキしながら待つこと5分。F1のテーマソングが店内に流れ出しコンチ開放です。
初打ちでコンチの虜になる
新台2日目の3時開放なので全台モーニングではありませんでしたが、半分ほどの台にモーニングが仕込まれていました。
私の台にもモーニングが仕込まれていたため1000円でビッグをゲット!
当時は【BAR】【BAR】【7】でビッグがスタートするというのが、とても斬新に感じました。そう感じた人が多かったのかわかりませんが、不思議とコンチのシマはみんな【7】【7】【7】ではなく【BAR】【BAR】【7】で揃えていましたね。
私の台はモーニング後、連チャンに入りビッグオンリーで5連チャンほどかましてくれました。
前日の新台初日とは違い、ボーナス単発やハマリ台もチラホラとありましたが、怒涛の連チャンをかましている台もあり2日目もお祭り状態でした。
私も連チャンとハマリを繰り返しながら、満足のいく勝利を手にしていました。
当時は毎プレー小役狙いなどしている人は ほとんど存在せず基本的にオヤジ打ち。当然 私も毎プレーオヤジ打ちだったので左リールに突然出現する【7】【チェリー】【BAR】の1確目に大興奮してましたね。
その日を境に完全にコンチの虜になり連日コンチを打ちまくるようになりました。
伝説のセット打法4枚入れ
その日も夕方頃にホールに到着し、空台のコンチにブッコもうと意気込んでコンチのシマへ。
しかし、全台コンチの電源が切られていてシマ閉鎖になっているではないですか!
この時は、なぜシマ閉鎖になっているのかも全く理解できずに しょうがないのでパチンコを打って帰りました。
シマ閉鎖から2~3日位たって、またコンチの営業が再開されました。当然、打つのですが全く連チャンしない。それも全台。
流石にみんな今までのコンチと違うと感じ、ドンドンお客は離れていきます。私もあれだけ大好きだったコンチなのに連チャンしなくなった瞬間にクソつまらない台に感じましたね。
その時の私はなぜコンチが急にノーマル状態になったのか、あまり深く考えていませんでしたが、その後 発売された必勝ガイドの特集により理解しました。
なんでもコンチにはセット打法が存在していたとの事。しかも手順は驚くほど簡単で4枚目のコインを飲み込ませるだけ。
私は必勝ガイドを見たその足でホールに行き4枚入れを試みます。当然できるはずもないセット打法を長時間にわたり試していた記憶があります。たしかアラジンの原爆セットの時もホールで長時間試していましたね....
コンチは怒涛の連チャンでスロッターの心を鷲掴みにし、4枚入れセット打法で終焉を迎えました。その後も一部の台で256回レバーをコキコキさせてビッグフラグが成立するなどの攻略法も発覚したりとお騒がせな1台でありました。
当時のスロットはパチンコ屋の端に1列位しかなく、場合によってはスロットの設置がないパチンコ屋も珍しくありませんでした。つまり当時のスロットはマイナーな存在でありファンもまだまだ少なかったのですが、コンチの出現により確実にスロットファンは増えたと思います。
お騒がせな1台ではありましたがスロット界に大きな功績を残した名機といえるでしょう。
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