当時、マイナーだったアレパチを一躍有名にした名機アレジン
朝からモーニングを狙う人達で大盛況のシマは 何とも言えない熱気と殺気が漂っていました。
アレジンといえば、やはり強烈な連チャンというイメージがありますが、アレジンの魅力は連荘だけではないんです。
当時、誰もが熱くなったアレジンについて話していこうと思います。
あっという間にドル箱タワー
アレジンといえば強烈な連チャンが印象的ですが、当時のホールにはアレジン以外にも連チャン機が多く設置されていました。
地域などによって違いますが、当時は まだ完全無制限営業などをしているホールは少なく、1回交換やラッキーナンバー制などのホールが多かったと記憶しています。
その為、ドル箱を20箱、30箱 積むという光景を目にする事はありませんでした。
しかし、アレジンに関してはどこのホールも無制限営業でした。
無制限での営業の為、アレジンのシマはドル箱の山が あっちこっちにできるのです。
更に、アレジンの連チャンは即蓮が基本です。数回転で大当たりが連荘します。
さっきまで、泣きそうな顔で現金を突っ込んでいたと思ったら、いつの間にかドル箱の山ができているのです。
当時は あまり考えていませんでしたが、おそらく出玉のスピードは相当早かったはずです。
1回の大当たりで約2000発程ありましたし、アレパチだったので大当たりの消化時間も短い。
通常時は基本的に戻しがゼロなので、投資スピードも早かったですが、出るスピードも早かった。
その為、シマのアッチコッチでドル箱のタワーが乱立し、見た目の出玉感もあり活気にあふれていました。
しかし、ドル箱を積んでいても大量投資をしているので負けているという人も多数いましたね。
朝一の731が熱い!
アレジンの朝一出目「731」
この台を押さえる為に、朝からパチンコ屋に大勢の人達が並びましたね。
アレジンは電源をいれると出目が「731」になるのと同時に1/8で天国スタートとなります。
このような仕様なのですから 朝からアレジンのシマが満席になるのは当然と言えば当然。
ちなみに、その後に発売されるエキサイトやアレンジマンも朝からのモーニング狙いができる機種でした。
当時はパチスロにも店の仕込みによるモーニングがありましたが、やはりアレジンの天国状態の方が一撃の夢があります。
朝から天国状態の台にあたれば、投資500円で10連チャンGET!!という光景も珍しくなかったのです。
アレジンの天国状態はリーチの集中で簡単に見分けることができるので、ないと思ったらカニ歩きで隣の台に移動するという事も可能
お客の少ないホールで毎朝、アレジンのモーニング狙いをしていた人もいたのではないでしょうか!?
更に、気合の入ったホールだと朝一全台、奇数のゾロ目で開店していました。
奇数のゾロ目なので、大当たり後の状態。つまり天国滞在は確定しているわけです。
当時、そのようなホールにも何度か行きましたが 朝の抽選でハズレることも多く、あまり美味しい思いはできなかったですね。
いずれにせよ、朝から目を血走らせたオッサンが大勢いた時代でした。
パンクしても許せる!?
みなさんはパンクってした事ありますか?
最近の台だと、パンクなんて まず起こらない仕様になっていると思います。
しかし、昔はデジパチでも 稀にパンクという現象があったんです。
ホールによっては補償などをしてくれる所もありましたが、いずれにしてもパンクのショックは大きいです。
そんなパチンコ珍プレーでもあるパンクですが、アレジンではよくある現象でした。
これは、ホールの釘調整とかの問題ではなく中央のラクダ役物の問題でしょう。
大当たり後に羽が開いている間に中央に玉を入れなければいけないのですが、ことごとくスルーしてしまう事がありました。
まあ、アレジンのシマではそんなに珍しい光景ではないので、パンクしたからといって怒っている人も見かけませんでしたし、普通にデジタルを回している人ばかりでしたね。
パンクをしても、すぐに当たると誰もが信じていたのと、これからの連チャンの期待がパンクのショックを消していたのかもしれません。
アレジンに関しては どこのホールもパンク補償はしていませんでした。
普通は頻繁にパンクなんか起きたら2度と打ちたくないと思いますが、アレジンはパンクをしても皆 打ち続けたのです。
シンプルすぎる演出
アレジンは強烈な連チャンと強烈なハマリが印象的ですが、演出はシンプル。
ハズレる時も当たる時も、ピッピッピッと、あっさりとデジタルが停止します。
アレジンでの一番の熱ポイントであるリーチも「ピュイ」と鳴くだけです。
今のパチンコに馴れているいる人達にとっては信じられないくらいシンプルです。
スーパーリーチもステップアップもありません。
しかし、誰もが熱く1日中打てたのです!!
アレジンは当たってからの天国状態も、たしかに面白いのですが、当たる前のリーチの集中も大興奮となります。
たまたま、リーチが集中したのか!?天国に飛んだのか!?天国から落ちてしまったのか!?
当たるまで、様々な憶測が頭の中をグルグルと駆け巡るのです!
シンプルなのに熱く打てる!ありそうで、なかなかない台
アレジンはアレパチを一躍有名にした名機といっても過言ではないでしょう。
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